博士の学位取得を目指す方々へ (復刻版)

(注意:本サイトの内容を信じて学位が取れなくても、筆者は責任を負いません。自己責任の範囲内でご利用ください。ドクター生活は、要するに自分自身との戦いですから・・・)


1. はじめに

本ページは、筆者が阪大・機械工学専攻で博士の学位を取得した際、学位取得前のドタバタの中で得た経験をメモとしてまとめたものです。たいていは反面教師的な内容ですが、何かの参考になりましたら幸いです。

2. ドクターコースに進むにあたって

ドクターに適性があると思われる人の必要条件 (筆者の独断と偏見による):


ドクター進学を決めてしまえば、あとは修了要件をいかに3年間で満たすか (+自分の納得いく成果が出せるか) が当面の目標になります。阪大・機械工学専攻の修了要件は、所定の授業単位数を取得することに加えて、以下のような暗黙的な基準があったようです。


3. D論構想の立て方

断片的な成果を切り貼りするだけではD論にならないので、ストーリーをつくることが大切(ここが大変)。たぶんこれが、修論とは大きく異なる点だと思います。結局のところ、大変なのは最初(構想段階)と最後(まとめ段階)。


ドクターの3ヶ年計画を立てるときの注意事項


【ご参考】ちなみに、筆者が経験したスケジュールは以下のとおりでした。



4. D論提出&審査に特有の注意事項: あくまでも阪大・機械工学専攻の場合。大学によって固有の文化があるので注意

筆者が感じた注意点をいくつか書きます。


なお、筆者が経験したD論審査の流れは以下のとおりでした(すでに情報が古くなっているかもしれません・・・。必ずご自身で最新情報を確認してください)。


【ご参考】筆者の場合(2007年秋入学、2010年9月修了) - この間の約2ヶ月半+D論下書き完成までの2ヶ月間(合計4ヶ月半)は、ドクター生活で(体力的に)最も大変でした。


5. 参考情報: 辛くなったらこれを読め!